大腸内視鏡検査の体験談と失敗談・その2

前回の投稿から随分たってしまった。

まあ、ブログはたまの息抜きというか、出来るときに書くものと思っている。

私の投稿を待ってくれた読者さまがいたら申し訳ない。

「失敗談は次回に書く」と書いた以上、それを書きます。何ヵ月たっても次回は次回なのです。

 

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幸い、検査が成り立たなくなるような重大な失敗はせずにすみました。ただ、うまくやっていれば、もうちょっと余裕をもって検査が受けられたかもしれません。

 

私のした失敗は、検査の1週間前~2日前まで、野菜のお粥をよく食べて過ごしたことです。

病院から渡された紙には「前日は消化の良い物を食べ、○時以降は食べないでください。」というものでした。

まあ、前々日までなら大丈夫かなと思って野菜のお粥を食べていたのですが、検査前日にネットを見ると、他の方の体験談で、繊維の多い物は3日前とか一週間前から避けるように言われた、との記述を見かけました。私ももう少し野菜を控えればよかったです。

 

前々日まで野菜を食べてどうなったか、というと、検査当日の、腸の内容物を下剤で出すときに時間がかかって、検査前ギリギリまで色のついた便が出て、検査できるか不安になってしまいました。

時間ギリギリで色のうすい便が出て、検査は可能でしたが、もっと前から野菜を控えていれば、腸の内容物を出すのがこんなにギリギリまでかからなくて、気持ちに余裕をもって検査に臨めただろうと思いました。

 

「消化の良い食べ物」という言葉の意味は、病気にかかって消化の良い食べ物が必要な場合と、検査の前で消化の良い食べ物が必要な場合では、その意味が異なる、ということを学習しました。

 

それからもうひとつ言うことがあります。これは私の失敗ではないのですが、検査当日、同じ病院で同じ検査を受ける別の人で、時間になっても来ない人がいました。病院の人がその患者さんを待ってしまったために下剤の飲み始めが30分以上も遅くなってしまったのです。結局その人は来ませんでした。

これは社会の当たり前の常識だと思うのですが、検査の予約の日に行けない場合は、病院に連絡くらいしていただきたいものです。

読者さまには愚痴になってすみませんが、無断キャンセルは勘弁していただきたいということは言わせていただきます。

 

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さて、結果ですが、これといった異常は見当たらないとのことだった。

心のどこかで「ポリープみたいなものを取り除いて腸スッキリ」みたいな展開も少しばかり期待していたがそうはならなかった。

腸の性能が悪く便秘になるのは体質だから何ともならないらしい。対処は今まで通り、適度に下剤を飲むことを今後もしていってよいと言われた。

深刻な病気ではなかったので良かったとしよう。

 

 

大腸内視鏡検査の体験談と失敗談・その1

最近、大腸の内視鏡検査を受けてきた。

私は昔から便秘だったのだが、それを医師に相談し「病気ではないかどうかを知りたい」と尋ねたところ、「病気かどうかは、腸を内視鏡で見てみないとわかりません」とのことで、検査をしてもらえることになったからだ。

 

病院からの指示で、「前日は消化の良いものを食べるように」「前日の夜9時にこの薬(シンラック)を飲んでください」「当日は絶食(水やお茶はOK)」「当日は8時50分までに病院に来てください」「鎮静剤を使うことを希望する場合、自動車・自転車等で来ないでください」と言われた。

 

当日病院に行くと、病院の内視鏡検査の部門の、ソファのある小部屋に、同じ検査を受ける人が集められた。

「まずこの薬(白い少量の薬)を飲んでください」(←薬の名前は忘れました)

「それから2時間かけてこちらの下剤(モビプレップを溶かした2リットルの溶液)を飲んでいただきます。10分で200ミリリットル、次の10分でもう200ミリリットル、3回目の10分で水かお茶を200ミリリットル飲んでください。これを4回繰り返します」と言われた。

小部屋にはウォーターサーバーが置かれていて、そこから水かお湯を飲むことができた。

一人一人に図の描かれた紙が配られ、コップ1杯(200ミリリットル)飲むごとにコップの絵にバツ印をつけるよう言われた。とてもわかりやすかった。

 

モビプレップは、少し飲みにくくはあるものの、まあ飲めなくはない、という感じで、心配したほど苦痛ではなかった。スポーツドリンクのような味がついていた。

飲み始めて1時間少々して、同じく検査を受ける別の患者さんがトイレにときどき立つようになった。私も飲み始めて2時間弱くらいで、腸からの排泄が始まった。

下剤を2リットルといっても、お腹が痛くなるようなものではなかったので、そこはまあ大丈夫だった。

出る便は、初めは普段の色のものが液状に出て(痛くはない)、少しづつ便の色が透き通ってくる。透明な黄色がかった液体になれば検査OKだ。

ただ私は便意が起こるまでの時間が、一緒に飲み始めた他の患者さんに比べて長くかかったので、検査の時間に間に合うかが心配になった。

 

便が透き通って腸の準備ができた人から、内視鏡を入れての検査が始まった。他の患者さんが、点滴をつけて他の部屋へ去っていった。

私は淀んだ便がなかなか透き通らなかったり、透き通っても次に出たものがまた淀んでしまったりと時間がかかったが、どうにか検査できる状態になった。

 

看護師さんに呼ばれて点滴をつけられ、内視鏡検査の部屋へ通された。

ベッドに横になり、(私は鎮静剤使用を希望しているが)まず鎮静剤を入れない状態で肛門に内視鏡が入れられた。一瞬だけ少し痛かったが、まあ耐えられる範囲だった。それから鎮静剤を入れられ、すぐに意識がなくなった。

 

気がつくと検査は終わっていて、私は内視鏡とは別の部屋のベッドの上だった。タイマーで時間が計られていて、ちょうど検査が終わって1時間たったところ、とのことで、帰ってかまわないと言われた(検査後1時間は休んでいなければならない)。

 

検査の結果は、後日受診したときに教えてくださるとのことだった(検査予約の段階で、検査の結果を聞く受診日を一緒に予約した)。

帰るころには大体4時くらいになっていた。

 

心配したほど苦しかったり痛かったり疲れ果てたりということはなかった。

 

 

なんだか文章が長くなってしまったので、今日はここまで。失敗談は次回に書くことにします。

「普通に働いている人」が忘れがちな幸運

普通に働いている人から見たら、私やその他の、病気や障害ゆえに働けない人は不甲斐なく映るかもしれない。

甘えている?気合いが足りない?劣っている?

見ていてイライラする?社会の援助が得られてズルい?

 

でも、ひとつ、頭の片隅にとどめておいて欲しいことがある。

それは、普通に働いている人たちは、恵まれている、ということである。

え?何を言っているのかわからない?

 

普通に働いている人たちというのは、ある一定以上の水準の、身体的能力・知的能力・精神的健康さ、というものを天から授かっている。

え?そんなのあたりまえ?誰だってそうだ?

 

世間の殆どの人は能力や健康さに恵まれているから「このくらい出来てアタリマエ」「こんなのフツー」と思うかもしれない。

恵まれているがゆえに、恵まれていない人の想像がつかないし、アタリマエであるがゆえに、その幸運は忘れ去られている。

でも、世の中には、それらに恵まれない人もいる。

 

能力や健康さの維持向上の努力は認めるけれど、やはりある一定範囲は、天賦の能力に恵まれて成り立っているもので、それが得られたのはたまたまなのだ。

 

もちろん働いている人には働いている人の苦難がある。

だけど、働けない人を謗る前に、どうか思い出して欲しい。

働くということが可能なくらいの能力や健康さを持って生まれることができたのは、たまたまなのだということを。

 

能力や健康さに恵まれない人を見下すのは勝手だけど、その前に、自分は能力や健康さにある程度恵まれたラッキーパーソンなのだ、ということを、頭の片隅にとどめておいて欲しいと思う。

 

 

 

 

掃除機「日立 かるパック CV-PE300」を使った感想

前回の記事で書いた通り、掃除機を「日立 かるパック CV-PE300」に買い替えた。

早速、箱を開けて使ってみた。

 

感想を一言で言うと「掃除が早く終わる」と感じた。

この掃除機の特徴は、まず吸い込むパワーが強力なことだ。

「強」で回転ブラシを回したら、床や畳が痛まないかと少し心配になるくらいだ。

前に使っていた掃除機には回転ブラシがなかったため、ホコリを吸い取ろうとかなりゆっくり掃除機をかけていたのだが、それよりもスイスイ動かしてもホコリが取れるようだ。

次に、ヘッドの幅が広い(30cm)。

その2つの特徴のため、お掃除が早く終わった。初めてかけた時、体感時間と労力の少なさにあっけにとられてしまった。

 

二言目を言うと「窓を閉めていても掃除機がかけられる」。

日立かるパックシリーズは「上方排気」の仕様になっているので、排気でホコリを舞い上げる心配が他社製より少ない。

さらに、CV-PE300は捕集率が99%で排気がキレイだ。

(ちなみに、前々回の記事で「本体ハンドルを左手で持ち上げて掃除できたらなお良い」と書いたが、持ちっぱなしで掃除をするには、私の握力では少し重かった。本体を床に置いて掃除することにした。)

今まで暑い日でも窓を開けて汗だくになりながら掃除機をかけて、汗が畳に落ちないか心配していたので、非常に嬉しい。

 

この掃除機には別売で布団用吸口「G-DF6」があるのだが、これをつけて布団にも掃除機をかけてみた。

 

この布団用吸口には電動ビーターというものが搭載されていて、布団を叩いてダニの死がいなどを吸い取る。

ただし「強」で試すと布団が吸いついて電動ビーターが止まってしまった。「弱」にすれば電動ビーターが動くので、それで布団に掃除機をかけた。

(CV-PE300の強力パワーで布団をガンガン吸おうと意気込んでいたのだが、そこはあてが外れた。)

「G-DF6」の旧機種「G-DF5」のレビューに「音がうるさい」「削岩機みたいな音がする」とあったのでどれほどだろうと思っていたのだが、音は案外小さく、気にならなかった。昼間の使用なら近所迷惑にもならないだろうと思う。

 

買って満足の一台だった。

 

アレルギー性鼻炎のほうは、1回かけたからといってすぐに変わるというほどではなかった。

毎日掃除をしたり、掛け布団やタオルケットも洗うなど、日々色々な面からホコリを取り除き続ければ、違ってくるのかもしれない。

 

追記:左手でハンドルを持ち上げて掃除機をかけられるようになりました。今までの私の握力が弱すぎでした。

そしてハンドルを持ったときに本体が水平になるつくりになっているので、より排気でホコリが舞い上がりません(日立製でも他社製でもハンドルを持ったときに本体が垂直になってしまう機種が多いがこれはそうではない)。

掃除機を買いに行った

前回の記事で、私はアレルギー性鼻炎持ちなのだが使っている掃除機が安物で性能が疑わしいので、高性能な掃除機に買い替えようと思う、ということを書いた。

安物の掃除機の何が疑わしいかといえば、ヘッドにブラシがついていないので畳に張りついたホコリが取れているか疑問だし、排気の性能も推して知るべしなためか、掃除機をかけても鼻炎がちっとも良くならないのだ。

 

今回はその続きの話を書く。

前回のエントリに書いた通り、機種は「日立 かるパック CV-PE300」というところまで絞った。

 

私はいそいそと地元の電機屋さんに行った。

「掃除機を購入したいのですが、取り寄せていただけますか?」

電機屋のおじさんはメーカーに電話をかけて、該当機種があるかを尋ねた。すると、この機種は生産終了で、購入するなら新機種「CV-PF300」になるという。

金額も教えてもらったが、新機種なため、かなりの高額だった。

私は気になっていたもうひとつの事項を聞いた。

「修理するときはこちらに持ち込めば良いですか?」

するとおじさんは「当店でできる範囲は修理するけど、メーカー修理の場合、お客様からメーカーへ送ってもらうことになります」という。

「今はメーカーが取りにきてくれないんだよ。」とのこと。

えええ!?そんなあ。

持ち込み修理ができないのでは、地元の電機屋さんで買う意味がない。

おまけに高い機種しかない。店のおじさん自身「わあ、高い。こりゃ検討だな」という。

私は検討しますと言って店を出た。

そしてその足で電車に乗り、電車で行きやすい場所の家電量販店に向かった。

ネットで買うこともできるけれど、リアル店舗で買った方が、修理のとき店に持ち込める。遠くの店より近くの店だ。

 

家電量販店の、掃除機のコーナーに行った。

いちおう店員さんに私の欲しい物の条件を相談して、機種を確かめた。

やはり私の条件だとCV-PF300またはCV-PE300になるという(一緒にCV-PE90も並んでいたが、注目した違いは排気のキレイさだ)。CV-PE300は型落ちで安くなっていた。在庫もある。

店頭での展示は本体のみ(ホースや電源なし)だったが、持たせてもらって重さを確認した。

少し重いが、まあ持てる。

修理も持ち込みOKとのことだ。

私はここで購入をした。

 

品物は持ち帰るのではなく自宅に送ってもらうことにした。

お支払いをしたり、宅配の伝票を書いたり、ポイントカードの会員登録をしたり、と少々面倒な手続きをして、購入手続きは終了した。

お届けは9月17日、ということになった。

 

そして今日。

いよいよ購入した掃除機が宅配便で届く。

届くのを待ちながらこのブログのエントリを書いている。

買った物が届くのを待つ時間は、わくわくするものだ。

 

掃除機を買い替えようか検討中

くしゃみや鼻づまりのシーズンがやって来た。

私の鼻はアレルギー性鼻炎で、毎年春と秋になると、くしゃみや鼻づまりがひどくなる。

耳鼻科に行ったところ、弱い薬を出されて、あとは掃除をまめにするように言われてしまった。

 

ところが、私が現在使っている掃除機は安物で、本当にホコリが十分に吸い取れているのか、排気にホコリが漏れずにキレイな排気が出ているのか、大いに疑問である。

 

そこで、掃除機をもっと高性能なものに買い替えることを考えている。

 

新しい掃除機に望むことはいくつかあるので、それを整理して品物を検討してみる。

 

スティック型か、そうでないか…

スティック型にするか、昔ながらの本体とヘッドの持ち手がホースでつながっているタイプ(キャニスター型)にするか考えた。スティック型は、置き場所が省スペースとか、手軽に使えるなどのメリットはあるが、私が欲しいものは高性能なものである。また、スティック型に多いバッテリー式は、一定の期間でバッテリーが寿命を迎えて交換が必要になってしまう。コンセント式は壊れるまで使える。吸い込むパワーとか、ヘッドに回転ブラシがついているとか、手元が軽いとかのメリットも考えて、昔ながらのコンセント式キャニスター型にすることにした。

 

サイクロン式か、紙パック式か…

私はハウスダストにアレルギーがある。だから、メンテナンス時にホコリが舞ってしまうサイクロン式はやめて、紙パック式にすることにした。

 

では、紙パック式キャニスター型に私が望むものは何か。

まず、なるべく排気で部屋のホコリを舞い上げないものが欲しい。

具体的に言うと、排気が真後ろを向くのではなく斜め上方に向いているものが良い。

調べると日立の「かるパック」という銘柄のシリーズが、排気が斜め上方に向いていて、ホコリが舞い上がりにくいことがわかった。

現在はどうしているかというと、掃除機本体のハンドルを左手で持ち上げて、ホコリの舞い上がりを予防している。可能であれば、新しい掃除機でも同じように本体を持って掃除できたらさらに良いだろう。

 

次に、ヘッドにブラシがついていて、ホコリを掻き出して掃除するものが欲しい。

それから、排気がキレイなものが欲しい。

ただし、最上位機種の、ヘッドがLEDで光るのは好きじゃない。

 

このような条件のもとに機種を選ぶと、

「日立 かるパック CV-PE300」

という機種が、私には一番向いているのではないかということがわかった。

 

「日立 かるパック」の上位機種には CV-PE500とかCV-PE700もあり、こちらは排気がさらにキレイ(捕集率…PE300:99%、PE500:99.9%、PE700:99.999%)なのだが、推奨されている紙パックが高価で、3枚で2,000円もする。ずっと高価な紙パックを買い続けられる自信はない。そこまで徹底的にこだわらなくても良いのかも、99%ならまあ良いかな、と思った。

また、PE300は本体中央にハンドルがついていて、左手で持ち上げて掃除をするのに良いかもしれない(PE500とかPE700だと、持ち上げた時に本体が縦向きになる)。(←そこにはこだわるの!?)

それと、PE500とPE300を比べた際に、仕様の細かいこだわりポイントが、PE300の方が私の好みにあうらしい(ホームページで見た限り)。

心配なところは、PE300は現在使っているものより少し重い点だ。

 

やはり、家電量販店で実物を手にとってみた方がよいのか…?

 

実を言うと、今回は家電量販店ではなく、地元の小さな電機屋さんで買おうかなと思っている。

なぜなら、修理のとき販売店に持ち込みやすいからだ。

家電量販店でも修理受け付けはしているだろうが、ちょっと遠いのでそこまで持っていくのは大変だ。車がないからここは重要だと思う。

 

ここまでが、ここ数日考えたところだ。

物を買うときに細かく比較検討するのは楽しい。

さて、今日はこれくらいにして、後日行動に出ようっと!

近況

しばらく更新をしていなかったので、今回は近況を書こうと思う。

 

双極性障害は、相も変わらずうつ状態だ。

気力が出なくって、いつも四苦八苦している。

 

そんな中でも、作業所というところに通って、軽いお仕事を始めて1年少々になる。

現在は週2日、2時間のみの作業だ。

仕事内容を書くと場所がバレそうだから、ここには書かない。

欠勤はたまに熱を出した時くらいで、だいたい無事に通えている。

 

家事は・・・相変わらずしんどい。いつもギリギリだ。

 

運動は、今は暑いこともあり散歩はしていない。

 

お薬は、いつも飲んでいるラミクタールに加え、3月下旬からビプレッソが足された。

効果はあるのだかないのだか、変化がゆるやかすぎてよくわからない。

 

近頃は毎週のように図書館に行って本を借りている。

たまに余裕があるとちょっとしたお出かけに行く(最近は行けてない)。

 

 

・・・近況といったらそのくらいかなあ。

 

日常生活を送るだけで精一杯といったところだ。